『達人プログラマー』を読んだ
By gushernobindsme at
最近の悩み
特定の言語とか、フレームワークとか、ツールの使い方よりも、もう少し抽象度の高い「エンジニアとしての仕事の進め方」みたいなことについて何かを相談される機会がたまにあるんだけど、
- いつかどこかで誰かに言われた話のツギハギ
- 「なんか嫌な予感がする…」みたいな野生の勘
- 気合と根性、こっからっす精神
等々で仕事を進めているせいで、人に伝えられる何かがおれにはない…みたいなのが最近の悩み。
このままでは教養のないオッサンになってしまうので、古典を読んでみることにしました。
本書の内容
「達人」と呼ばれるようなプログラマはこういう仕事の進め方をすることが多いよね、という話を集めたエッセイ集。コードの書き方や設計に関するアプローチ、シェルなどのツールの使い方、プロジェクトの進め方などについて、100 個のトピックがまとめられています。
「これは自分も無意識にやってるな」「この仕草は○○さんっぽいな」みたいなことを考えながら読むのが楽しい一冊。
- 割れた窓を放置しておかないこと
- よい設計は悪い設計よりも変更しやすい
- 最終決定などというものは存在しない
- あなたは完璧なソフトウェアを作ることができない
- プログラマーの仕事は、人々自身が欲しているものを自らで気づいてもらえるように支援すること
あたりの話は読んでて胃が痛くなりました。酒なしで読み終えたのでとてもエラい。
読書メモはこんな感じ。
おわりに
お気に入りのトピックで打線を組んでみたりすると楽しくていいんじゃないでしょうか。