『Pragmatic Terraform on AWS』を読んだ
By gushernobindsme at
そろそろワシらも Infrastructure as Code とかちゃんとやらなきゃね、ってことで会社で Terraform 使うようになってきたんだけど、イマイチ使いこなせてる感がなくて。技術書展で売ってたこの本よかったよ、という噂を聞いたので読んでみました。
結論としては、すごくよかった……。
書名の通り「Terraform の使い方について学習しよう」という内容の本なんだけど、
- 実際に手元で動かせるサンプルコードが豊富に用意されている
- ECS Fargate などのマネージドサービスを組み合わせた今風のアーキテクチャを実際に作ってみる、という実践的な内容になっている
- AWS を使う上でのベストプラクティス、アンチパターンについても触れられている
- Terraform を扱う上でのベストプラクティスやモジュールの設計指針なんかについても書かれている
ので、ものすごく満足度の高い一冊でした。
第 2
部(4〜16章)の「実践編」の内容が特に素晴らしかく、珍しく写経などしてみたのでリポジトリを晒しておきます。
terraform apply
できるところまでは確認したので、困った時にリファレンスすると色々役に立ちそうかなあ。
そして、うかうかしてたら商業誌版が発売されたようです。
電子書籍で技術書読むのがどうしても慣れなくて、わざわざコンビニプリントしてマーカー引きながら読んでたんだけど(老害)、そのせいで無駄に印刷費に 2,000 円くらいかかってて、そんなことするくらいなら商業版買えばよかったよね、っていう。
たくさん加筆されているそうなので、気になる人は買ってみるといいんじゃないでしょうか。老害からは以上です。